NAV_MENU
賽は投げられた。人事尽くして天命待つと言うか、転がりだした物は止められないというか。まぁ、ちょとは覚悟しとけよ。
基本的に毎日更新。出来なかったときは遡ってやります。多分。きっと。出来たら良いな

なんかゴッチャにしてるよな

一転、臓器移植法案「A案可決」賛成263票

子供の臓器移植に道を開くかどうかが焦点となっている臓器移植法改正4案は、18日午後の衆院本会議で採決が始まった。臓器移植をめぐる法案の採決は平成9年以来1
2年ぶり。採決は国会提出順にA~D案が採決され、最初に採決にかけられたA案が263票と過半数を得て可決された。反対は167票だった。今後、参院で審議されるが、A案を成立させる流れが強まった。
-- 中略 --
 4案は提出順に、A案のほか、移植可能年齢を12歳以上に引き下げるB案▽脳死判定基準を厳格化し、当面子供の臓器移植を認めないC案▽15歳以上は現行法を維持し、15歳未満は家族の承認などを条件に提供を認めるD案。


このニュース聞いて思ったのは、脳死と移植の是非は別けて考えるべきではないかい?
必然的に心臓移植とかの為には脳死を人の死としなきゃならないのは判らんでもないが
脳死を人の死とした上で、移植をしないという選択肢もあるだろうに。

移植確率を高めたいからA案なのか、それとも(移植等の医療行為によって)生存確率を上げたいが為のA案なんだろうか?
前者の為ならアホとしか言いようがないし、後者なら脳死を人の死と認める事により、現在脳死患者に対して使われている
リソースの移転による、他の患者の生存確率を、移植を行わなくとも高めることが出来る。

脳死を人の死として認めることにおけるリソースの節減は、かなり効果が大きい。
人工呼吸器や輸液等のリソース、医者、看護士の人的リソース、そして、医療費という金銭的リソース。
これらを他に転用すれば、まだ助かる可能性が高まるはず。

脳死者に対する医療行為は回復のない医療行為であって意味を持たない。

生存確率を高めたいならば、こんな法案より先に、善きサマリア人の法を整備するべきではないのかい?
路上でけが人に出会って、応急処置して何らかの障害が残ったら、応急処置した人間が訴えられる可能性がある状況で応急処置してくれる人間が、それほどいるとは思えないけど。

根本的に医者とか医療従事者も減りつつある以上、こういう法律を整備するとか、意図的なミスがない限り、免責するなりして、以上従事者の訴訟リスクを減らさないと、これからますます医療従事者が減っていくばかりで、移植とかそう言うレベルの話ではなくなると思うんだが
そう言うところって判ってるのかなぁ?