2006/04/03 (Mon)
日テレの報道特別ドラマSP 「生と死を分けた理由“アース・クエイク”平成18春・東京大震災震度7が首都圏直撃!その時…何が起きる?総力取材で現実に近い災害を完全ドラマ化」をみてた。
TV局のPBXが死んでるんですぜ。
その割にDTが聞こえたりするあたり謎ですが。
DTが聞こえるってことはよ、PBXは死んでないんだから、少なくとも内線は使えるだろ。ぉぃ
何がおかしいかって、震度7の地震って想定の割に
余震が殆どなかったり(笑)
阪神大震災の時でも5分おきくらいに震度5くらいの余震起きてたんだぞ。
「中継車(ヘリ)出ません!」とか言ってたけど、本当に取材する気ねぇだろ。
阪神大震災の時は、サンTVとかAM神戸は、震災直後から局舎の周辺をスタッフが走り回ってただろう。中継車出たのは昼回ってからじゃなかったかな。
その辺がなんか緊迫感に欠けるドラマだ。
「家族と連絡を取る方法を考えておいてほしい」とか言って締めくくりよった。
大事なのは連絡を取る方法じゃなくて、
自律行動に移るかどうかだろ。
連絡なんか、はっきり言って後でノンビリとりゃ良いの。
死んでるなら必死扱いて探しても、探す時間が無駄。
生きてたら、落ち着いたら自発的に、家とかもより避難場所に集まってくるよ。
最後は携帯の1セグTVかい。それ一番最初に使えなくなると思うぞ(笑)
ドラマのように夕方有ったとする。業務で使ってたらそれなりに携帯使ってるだろうし、
使ってなくても夕方だと、停電時は照明の確保が最優先なので、携帯電話をそう言う用途に使うだろ。
すると、TVなんかをそれでみるだけのバッテリ確保できんよ。
そう言うところが現実味に欠けるというか何というか。
一番肝心なのは、パニックを起こさないことと、如何に臨機応変に対応するかじゃないんか。
災害時マニュアルなんかよっぽど緻密にできてないと、
緻密に作ったそう言うマニュアルは誰も読まん。
だから、まず役に立たん。
こう言うところでもフレーム問題って発生するからな。
阪神大震災の時もそうだったけど、誰がR43と阪神高速が不通になるって想定してたか?
肝心要のライフラインが寸断されてたんだからどーしょーもないわな。
あと、真っ当なシミュレーションはあかん。
考えられる限りの最悪を想定せんと。
備蓄食糧4週間分確保されてるとか言ってるけど、それが取り出せないとか、そう言う状況を想定して、この手の再現ドラマは作るべきやね。