2005/11/13 (Sun)
友達とちょっくら室戸へ~
しかし、なんだ。
消費財と耐久財の区別が付いてないヤツ居るんやねぇ。
薄利多売が儲かるのはあくまで消費財。
耐久財では儲かんない。
耐久財で薄利多売をすれば自らの首を絞める。
儲かるモデルはモデルチェンジをせずに数年の商品寿命を持たせること。
特に結晶化したような(馬鹿売れしない)製品では特に重要。
高級オーディオ、高級車、この辺は結晶化しちゃってるわけですが、特に高級モノってのは、頻繁にモデルチェンジすると、プロダクトロイアリティが低下するので、結局最後には売れなくなるわけで(笑)
日本の大手メーカのピュアオーディオはバブルの時にそれやっちゃったんで、今となってはパッとしない^^;
技術に絶対の自信を持って、簡単に陳腐化しない技術なら、開発に数年掛けてでも、モデルチェンジせずに商品寿命の長い製品売る方がトータルでは儲かるわけで。
あとは隙間産業と残存者利益でなんとかするかですな。
そういう意味では今の携帯電話とかの開発期間に比べて商品寿命は短すぎで、高機能化で売ろうとしてるけど、携帯電話は売っても儲からない。付加価値のための高機能化ってやってますが、結局悪循環の繰り返しで、結局、大して儲かってません(笑)
ボーイングのB747当たりなんか、今年で就航して35年目ですから、開発に5~10年掛けてたとしても元取れてます。
35年を1年に換算すると、開発期間は52~105日程度にしかなりません。
そりゃ儲かるわと。
ただ、B747一辺倒になって利幅の小さい中型、小型機の生産を放棄したのが、B社没落の原因な訳ですが。