覚悟しとけ
親から教えて貰ったことってのはいっぱいある。
服の着方、料理の仕方、人との付き合い方。いっぱいある。
でも、一番大切なことは、これしか教えて貰ってない。
「覚悟しとけ」と。
何かをやれば、必ず結果が伴う。そう言う覚悟。
人に向かって言葉を放てば、人の人生を変える。
女の子に振られたりとか、逆のパターンもあるわな。
振り上げた拳をそのまま下ろしたとしても、拳を振り上げた行為に対して、しこりが残る。
覆水盆に返らずって、昔の人は良く言った。
でも、何もやらなくても、覚悟しておかないとならないこともある。
年齢から行くと、祖父母がいつか死ぬ。
だから、そう言う覚悟は必要と。
順番で行けば次は親。
それには祖父母に比べて、時間の猶予がある。
でも、事故とか天災で突発的にって可能性もある。
そう言う覚悟は出来てるか?と。
親孝行したいときには親はすでに居ないかもしれないよと。
そして、自分自身もいつかは死ぬ。
天寿を全うするのか、病気か、事故か、天災か、もしくは自殺か。
そのときに、やり残したこととか後悔しない覚悟はあるか?と。
時には自分の肉親をこの手で殺める必要が出てくるかも知れない。
直接・間接は別としても、延命医療の中止とかの尊厳死なんてまさにそうだろ。
本人の意志を受け入れられるか?。
それを委ねられたときに、正しく判断できるんだろうかと。
平穏な生活をするつもりでも、引き金は自分が引かなくても、第三者がそれを思わぬ所で引く。
引くのは親しい人でかもしれない、赤の他人かもしれない、天災のように自然かも知れない。
そう言う覚悟は出来てんのかと。
覚悟を決めてそう言う生き方をしろ。
それが一番シンプルで一番大切なこと。
あなたは覚悟できてますか?