日本オワタ
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違法「着うた」入手も規制 著作権法改正を閣議決定 3月10日午前10時20分
閣議に臨む(左から)鳩山総務相、麻生首相、与謝野財務相=10日午前、国会
政府は10日の閣議で、著作権者の許諾を得ず違法にインターネットに流された帯電話の「着うた」や動画を、私的使用目的でも、個人などが入手するのを禁止することを柱とした著作権法改正案を決定した。今国会に提出し、2010年1月1日の施行を目指す。
着うたなどの無許諾配信は現在、業者や個人がネットに流す行為だけが禁じられているが、著作権を侵害する違法コンテンツの流通を抑えるため、入手する側も規制対象にする。ただし無許諾入手に罰則は設けない。海賊版DVDなどは販売だけでなく、ネットオークションへの出品や広告も禁止する。
一方、改正案には著作物のネット流通を促す規制緩和策も盛り込まれた。過去のテレビ番組については、所在不明の著作権者に代わり文化庁長官が使用を許可している裁定制度の範囲を拡大。放送局がネット配信などで2次利用しやすくする。
また、文章や画像などの複製には原則的に著作権者の許諾が必要だが、サイトの検索サービスなら不要にする。現在は日本にサーバーを置くと違法になるため、検索大手のグーグル、ヤフーなどの日本法人はサーバーを米国に置いている。改正により、新規参入も含め、国内に基盤を置く検索サービスの育成を促す。
アホですか?
違法アップロードも取り締まれないのに、これ以上ザル法増やしてどうする。
しかもダウンロード時にはそのダウンロードしているものが権利者の権利を侵害しているかどうかなんて判らないだろうに。
これで音楽CDとか終わったな。
CCCDであれほど売り上げ下がったというのに、全く懲りてないらしい。
違法であろうが、クリエータにとっては、不特定多数に自分の作品が聞いて貰えることがあってこその、売り上げやらなんやらだろーが。
んで、それが価格に見合うと思えば買うだろうし、見合わないと思うなら買わないだろう。
事実上の口コミを禁止するようなことして、音楽やら何やらの売り上げが増えるはずがない。
利権屋がロビー活動したんだろうけど、利権屋も自分の首絞めていることが判らないのかね。
目先の利益しか見えてないなら、それはそれで終わってるんだが。
利権屋は肝心なことを忘れている。
たとえば、1枚のCDが売れたとする。このCDは1枚1000円。これが10人でコピーされる。
1人あたりの出費は100円。
これにプロテクトを掛けて、CCCDにした。すると10人が買うかというと、そんなわけはない。
精々1枚が2枚になる程度。
もし、ソレをするなら、CDの価格は1枚100円でないとダメだと言うことになる。
で1枚100円だったら10枚売れるか?ってなると、10枚売れるはずもなく精々8枚程度が関の山だろう。
製造コストは嵩むから、実質、コピープロテクト無し1000円で売ってた時の60%程度の利益が有ればいい方。
コピーされることを前提に価格設定して、コピーされつつも売ってる方が実は利益的にはよいって、そう言う何ともビミョーな話になるのは見えてるんだが、欲にくらむとそう言うことが判らないのかねぇ。
もちろん、海賊版の販売とかそれで利益を得る行為は取り締まらなくてはならない。
でも、インターネット上でも勝手にダウンロードされたりアップロードしてるってのは、他のひとにも知ってもらいたいっていう好意的な面で著作権を侵害している場合もあるから、それを全く否定してしまうのもどうかと。
今は音源とかエフェクタ、MTRなんかで技術が無くても楽曲・ボーカルを作れるから、今までは技術によって出来なかったことが技術が無くても出来る時代になってる。
シンセとか初音ミクみたいにね。
ソレを作るのも技術は技術だけど、実際弾いたり歌ったりするハードルの高さから行けば低い低い。
そのなかで重要なのは、創造力。それに尽きる。
でも今の楽曲の大半はソレに欠ける。
そりゃ売れるはずはないよ。