SIMロックフリー
ＮＴＴドコモとしては「うちが全機種、ＳＩＭロックを外すのだから、ソフトバンクモバイルも全機種、外してくださいな」と詰め寄りたいのだろう。総務省とさらには世論を巻き込んでｉＰｈｏｎｅのＳＩＭロックを外すことができれば、ネットワーク品質のよいＮＴＴドコモにユーザーが流れてくると期待しているのだろう。
それだけじゃないと思うな。
SIMロック外すことによって、ソフトバンクのユーザに対して端末を売ることが出来るようになる。
SIMロック付きで妙に高いソフトバンクの端末を買うくらいなら、適正価格になった、ドコモの端末を買ってソフトバンクで使うヤツも出てくるとおもう。
しかも、携帯電話なら、ブラウザとかネットワーク連携機能があるけれど、データ端末ならそんなもん関係ないし、ドコモのデータ端末をソフトバンクで使えれば、ソフトバンクの高いデータ端末買うヤツはいなくなる。
電話端末のブラウザとかメール関係も、いまのソフトバンク端末ってドコモの端末を手直しして、キャリア依存部分だけモジュール化してるっぽいから、その辺何とかすれば、ソフトバンクでもパケット通信できる端末って作れそうだ。
そうなりゃ、現状のソフトバンクのビジネスモデルは崩壊する。
(インセンティブ分上乗せした割高な端末価格を割賦払いすること(端末価格の一部をソフトバンクが負担しますってのはまさにそう言うことでしょう？)によって、2年とか割賦払い満了期間前に解約すると、実際の端末価格より高い金額を支払うハメになると言うビジネスモデル。これによって、解約率の低下を狙って居るものと考えられる。これは、SIMロックされたiPadよりSIMロックフリーのiPadの方が安い事からも明白)
だから、この件に関しては実はソフトバンクがSIMロックを外さなくても、ドコモは損しないって言えるんじゃないだろうか？
