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賽は投げられた。人事尽くして天命待つと言うか、転がりだした物は止められないというか。まぁ、ちょとは覚悟しとけよ。
基本的に毎日更新。出来なかったときは遡ってやります。多分。きっと。出来たら良いな

2003/02/03 (Mon)

コロンビア号の乗員7名のご冥福をお祈りします。

これで宇宙開発史に置いて、二十人余りの犠牲を払ったことになる。
これはパイロットのみの数字である。
開発時のエンジン試験中の事故等を含めるともう数えられない。

彼らは、とてつもないリスクを背負い、代わりに
常人は体験出来ない世界を体験して帰ってくる。
まぁハイリスクハイリターンなのだ。

事故が起きれば危ないと言う。
しかし、考えて見て欲しい。

事故が起きるからと言うが、自動車を禁止しようとはしない。
年間約50万人の人間が交通事故でなくなっている。
そして、自動車保険という、事故が起きるために
商売にさえなっているものまである。

船舶、自動車、航空機、今までに大きな犠牲を払って来た。
犠牲が出る度に、設計が見直され安全が改善されて来た。
宇宙は、最後のフロンティアであるとともに、最悪のフロンティアでもある。
ペイロードの数十倍、それ以上の引火性の高い燃料と、なんかあったときのためのダイナマイトを搭載し打ち上げられる。

宇宙開発に対して、ブレーキが掛からない事を願う。
歩みを止めてはならない。

未来の平穏のために。