こういう所の営業係数ってどんなもんなんだろう
高知市中心部と南部を結ぶ「100円トンネル」として知られる県道高知桂浜道路(長浜蒔絵台1丁目―深谷町、2・3キロ)が3月31日午前0時から、無料化される。高知県内で高速道路を除く有料道路は、かつて浦戸大橋や仁淀川河口大橋などがあったが、これで全て無料になる。
償還期間終わったら無償化って事で新しく道路作って有料道路にしてるわけだけど、100円回収するのに100円以上かかってれば無駄だし、最初から無償でやった方が低コスト。
トンネルとか橋系統って、有料道路通った方が安く付くなら有料道路通るし、高ければ一般道で旧道を迂回するわな。
有料道路総延長距離*1kmあたりの燃費+有料道路の料金 < 迂回した場合の総距離*1kmあたりの燃費ってのが成り立たない限り、有料道路は使って貰えない。
もちろん時間短縮ってメリットが有るので、その付加価値に意味を見いだした人は、高くても有料道路を使う。
ただ、付加価値って言っても、基準は、金額ベースなんよね。
150円/lのガソリン使って、20km/lの燃費の車で、一般道経由で20km。所要時間30分ってのが、トンネルできて、距離10km、所要時間10分(料金所停車時間含む)ってなった場合を考える。
今までは、ガソリン1l消費してたので、150円かかっていた。(信号が多くて過減速が多くて、燃料使用効率が悪いと考えた場合、ガス代200円としてもいい。)
これが、半分の距離ですむので、75円。この有料道路にたいして払っても良い額は75-125円。
これ以上の金額になれば、有料道路を使う方が損となる。
で次、この有料道路を業務で使う場合、換算時給1500円で働いている人を相手にするのであれば、時間短縮になった20分分、約500円の人件費を軽減出来たことになるので、
先の差額と合わせて、約600円未満の通行料であれば、有料道路を使った方が得って判断になる。
そういう観点で価格を考えると、1kmあたり50円くらいなので、10kmだと、500円って価格設定になるので、微妙な所。
ICは2箇所、片側のみに料金所1ゲート、そこに人一人置いた場合、1日の賃金を8時間12000円くらいとして、24時間なので3倍
、36000円。道路の保守費用とかは今のところ無視すると1日72台の交通があれば、料金所の人件費だけはペイできる(もうけは全く無い(笑))と。
道路設備の保守する人とか、設備維持費用とか償却費用も捻出しないと駄目と考えると、1日あたり、1000台、50万円ってあたりが損益分岐点になってくるんじゃないかな