あたりまえじゃん。
左利きの子は右脳の発達を促すとか、右利きだと左脳がどうのという話はよく聞きます。
ということは両手を使える子どもは、さぞかし脳が発達しやすいのでは……と安易に考えてしまいがちですが、最近の大学調査によると両利きの子どもは右利きの子どもに比べて勉強が遅れやすいという結果が出ました。
この、両利きは落ちこぼれになりやすいってのは当たり前の話。
そもそも、両利きって時点で頭の構造が違うわけだ。
それを、一般的な評価基準である、学校教育の尺度に当てはめても、枠からはみ出てるわけで、評価基準に収まるわけがない。
で、落ちこぼれって判断下されてるだけ。
奇形で腕が4本とか指が6本ある人が、ごく希にいるけど、その普通の人には存在しない器官の動かし方とか、その部分に感じた痛みとかの感覚ってのは、普通の腕が2本、指が5本の人間にはどのように感じるのかとかどうしたら動かせるのかなんて、想像さえ付かない。
そう言うことを想像できない大多数の人たちが、そういうイレギュラーな少数を評価するって時点ですでに正当に評価されていないので、こういう結果にしかならない。
これは人間の悪いところだと思うんだけど、大半が人間って同じ形してるから、みんな同じだと思っちゃうんだろうね。
奇形のときは物理的形状が違うから、まだ比較的マシだけど、
今回のような例は、脳の構造が違うのであって、見た目は同じだから、余計に普通の評価基準で評価しようとしてしまってる。
その枠組みからはみ出している彼らを評価するにはすでに評価方法が間違っているのに。
実際の所、彼らは、頭は良いはずだと思うな。
記憶力(とは言うけど、イメージ的な記憶とか長期記憶とかの話)とか推論とかそういう学校教育では評価しない分野においてはね。