レンホーは都合良く手のひらを翻す
蓮舫行刷相 はやぶさ帰還を絶賛 「仕分け結果、何が何でもではない」
蓮舫行政刷新担当相は１５日午前の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を「偉業は国民全員が誇るべきものだ。世界に向かって大きな発信をした」と高く評価した。
また、昨年１１月の事業仕分けで、後継機開発など衛星関連予算を削減と判定した仕分け結果について「宇宙開発は私は直接担当しておらず、今一度流れを確認している」と釈明。「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声やご判断は次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。
コイツぶれ過ぎだろ。
この程度で、予算削減を撤回できるんだから、調子が良いな。
世間が騒げば、削減撤回ですか。どんだけ軽いねん。
これ、はやぶさが地球に帰還できなかったら、予算見直ししないつもりだったんだろうか？
はやぶさはあくまで、工学実験探査機であって、イオンエンジンの連続運転とかイトカワにたどり着いた時点で十分な成果が出ていたと見なして問題なかった。運が良ければサンプルリターンで戻ってこられる。それがはやぶさの役割。
結局、ちゃんと帰って来たわけだが。
事業仕分けのあった去年の段階(というか、2006年時点)で、Scienceで特集が組まれていたように、はやぶさは十分な成果を残していた。
2007年にも文部科学省から平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞（研究部門）受賞してるんだぜ。国内の機関で表彰しておいて、知らないのか？
これらを知らないなら、こんな無知な連中が事業仕分けしてるって言う事実とさらけ出すし、知っていたなら、今回の予算見直すと言う対応は間抜けすぎる。
一度決めたことを押し切るだけの覚悟もない、目先の利益の為にばっさばっさ切り捨てて、よく言うわ。
そう言う先賢の目の無い人に事業仕分けなんてして欲しくないな。
あと、直接担当してなくても、監督すべき立場にあるわけで、その責任ははやりレンホーにある。
そう言う意味では、今まですべての事業仕分けの削減理由に合理性も無ければ正当性もないと言うことを証明してしまったと言える。
もう一回やり直せ。
「事業仕分け」の仕分けを含めてな。
所詮事業仕分けはパフォーマンスに過ぎなかったわけで、そのつまらないパフォーマンスで未来への芽が摘み取られてるんだから泣けてくるわ。
