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賽は投げられた。人事尽くして天命待つと言うか、転がりだした物は止められないというか。まぁ、ちょとは覚悟しとけよ。
基本的に毎日更新。出来なかったときは遡ってやります。多分。きっと。出来たら良いな

オリンピック事故

死のリュージュ開幕日に悲劇144キロ激突



そり競技会場のウィスラー・スライディングセンターで12日に行われたリュージュの公式練習で、男子1人乗りのノダル・クマリタシビリ選手(21=グルジア)が事故死する悲劇が起きた。最終コーナーでコースから投げ出され、コース外の鉄柱に激突。搬送先の病院で死亡が確認された。冬季五輪での死亡事故は5例目で、選手に限ると4人目。大会組織委員会(VANOC)は早急な調査を開始し、競技は13日から予定通り実施すると発表した。





痛ましい事故が起きたわけですが、選手の技量不足とIOCは結論付けたみたいですが、これはそうじゃないだろ?

屈指の高速コースといわれてるコース、通常のコースだと130km/h程度までしか出ないようにコースが設計されているのに、このコースは150km/h以上出るとのこと。

しかも、コーナーを抜けた直後のアウト側の近傍に屋根を支える鉄柱が建ち並ぶってのは、どう考えても異常。

VIDEO これ見ると、コース設計の異常さがよくわかる。



確かにコースアウトしたのは選手の技量の問題だろ。

ただ、そういうものだからこそ、コースアウトする可能性が高いコーナーアウト側は空間を大きく取らなければいけない。

事故は起きるという前提で設計しなければならないところをそういうことをしてない。

人間にミスをするなというのは、不可能。どれだけ気をつけていても人間である以上ミスをする。もちろん、人間がミスをしなくても、コースやソリなどが疲労や消耗による故障・物理的損傷もあるかもしれない。そうなった時に被害を最小に抑えるのが、フェイル・セーフだったり、フール・プルーフだったりするわけだ。このコースの設計者は、そういう想像力が無さすぎ。



カナダっていうのはそういうお国柄なのかな。

ボンバルディアのDH8-Q400の件もそうだし、フェイルセーフを考慮してないようなことが多すぎる気がする。



選手のご冥福を祈ります