オリンパス E-PM1 分解手順
赤外線撮影をするために改造する。
マイクロフォーサーズなので、CCDが大きすぎなくて良い感じ。
とりあえず、ボディ開ける事と、エッセンシャルな部分だけ備忘録兼ねて書いとく。
意味が理解できないヤツは分解しないこと。構造が判らないヤツも分解しないこと。
開腹すると修理とか受けられなくなるので、オリンパスに問い合わせたりしないこと。自己責任で。


上の図の赤丸印の付いているネジと、側面のUSB等のコネクタが有る方のストラップ用金具の下のネジは逆ネジなので要注意。
ネジの頭舐めてしまったわい…

ホットシューの下に化粧板が入っているので、これを外す。
マイナスドライバで引っかけつつピンセットで押し出すのがやりやすいかな

化粧板外すと、ネジが見えるのでやっぱり外す。

ホットシューの金属の板が外れるので、その下のネジも後で外す。

ぱこっと開腹。USBコネクタの付いてる方でフィルムケーブルが付いてるので、開腹する時は方向に注意。

で裏蓋を取り去るとこういう感じになるので、後はCCDまでアクセス。

これがCCDと手ぶれ補正モジュール
上にガラスのカバーが掛かっているけど、これが防塵フィルタ。
これを外してもCCDにはアクセスできないので、裏側からアクセスする必要がある。


赤丸印の部分に手ぶれ補正の関係で、ベアリングボールが入っているので、分解後の取扱は注意。ただ乗ってるだけで固定はされていない


2箇所、バネがあるので、飛ばさない様に。
IRカットフィルタの厚みは3mmなので、3mmのアクリル板を準備しておく。

ワッシャが残った。謎。
入っていた場所は大体想像つくんだけど、細かくて入れられないので無視することに決めた(笑)
で、あとはこれを組み立てー
SC68入れたので、そのままだと真っ赤なので、白い紙でホワイトバランス調整して、
試写!

ちゃんとスノー効果も出てるし、ピントも合ってる。
よし。
この画像にカラースワップ R ⇔ Bを噛ますと下の様になる。

ん-、葉っぱがピンクにならんな。
ホワイトバランスもうちょっと調整して見んとダメかも…
IRカットフィルタを取り除くのであれば、SC66かSC68あたりのシャープカットフィルタの方が面白いと思う。
取り除かないのであれば、SC72くらいになるのかな?
で、気がついたけどE-PM1はカメラの回転方向自動記録じゃ無かったorz
パナも似た様な手順で開腹できるけど、レンズ内補正でCCD側に細工がない分、パナの方がやりやすいね。