クロウカシス 七憑キノ贄 レビュー
InnocentGreyのクロウカシス 七憑キノ贄 レビュー
相変わらず、軟弱なプレーヤをビシバシ切り捨てに掛かる、ステキなストーリィ。
相変わらず死にすぎ。
時間の概念は面白かった。
救出が時間的に早ければ助かって、遅ければ死んでるわけで。
クローズドサークルちっクなだけ有って、登場人物は全員疑わしいところがあって、みんな妖しいんだけど、
犯人は、お前かーって言うくらい意外な人物。
まぁ歴代のInnocentGrey作品的を知ってると意外性はあんまりないわ。
本当の敵は身内に居たってことで。
部屋と部屋を繋ぐ扉があって、片方の扉の鍵でないと開かないって話があったと思うんだけど、これどっかでトリックかなんかで使われたのか知らん?
全然心当たりがないんだけど、折角そう言う設定準備してたみたいなのに、なんか残念。
あと、なるみさんと地下室に閉じこめられて、壁破壊して脱出するけど、アレもよーわからん。
地下室調べると、木切れと釘が出てきて、それでつっかえ棒を引っかけて地下室から脱出って流れなんだけど、壁を破壊するとそれ使わないので温存できるんだよね。
スプーンを見つけないと、壁破壊できないんだけど、壁破壊するときにスプーン使ったって描写有ったっけ?って疑問が…
でもそれをどっかで使った記憶もないし、んーんなんだろ、このなんかやり残した感じは。
犯人の動機付けとしては十分だと思うけれど、
首チョンパした、頭はどこに隠したとか、返り血の問題とか、そのへんがよくわからん。
完全に死んでて生体反応がないときに首切り離したら、そんなに血が出ないと思うけど、なんかなーって感じ。
一番救われないのは多分、七月藍、このひと。
この手の話やると、お気に入りっていうか一押しのキャラが早い段階で殺されるから困る。そのあと登場しないじゃん。
id [イド] -rebirth session-より、ちゃんとミステリしてて良かった。
クロウカシスやってから、考えてみたら、idは第三者視点っていう小説みたいな手法をゲームで使ったのがそもそもの間違いだったんじゃないかって気がする。
root nukoもなんか動きがあるようなので、次回作に期待って所か。
かの、ひぐらしのなく頃にも、ミステリィと見せかけて、SFファンタジー的な超展開でくそったれって思って見捨てりぃしたから、そう言う意味では、ちゃんとゲームでミステリィしてて良かったわ。