NAV_MENU
賽は投げられた。人事尽くして天命待つと言うか、転がりだした物は止められないというか。まぁ、ちょとは覚悟しとけよ。
基本的に毎日更新。出来なかったときは遡ってやります。多分。きっと。出来たら良いな

コンピュータに女流棋士負ける

女流棋士とはいえ、ついにコンピュータが勝った。と言っても、このハードウェアは暴力的。

トッププロ棋士との特別対局 「清水市代女流王将vs.あから2010」について


●あから2010

* 情報処理学会の「トッププロ棋士に勝つ将棋プロジェクト」特製システム
* 阿伽羅(あから)は10の224乗という数を表し、将棋の局面の数がこの数に近いことに因んで命名された
* ハードウエア部
−東京大学クラスターマシン:
 -Intel Xeon 2.80GHz, 4 cores 109台
 -Intel Xeon 2.40GHz, 4 cores 60台
             合計 169台 676 cores
−バックアップマシン:4プログラムそれぞれについて1台ずつ
 -CPU: Xeon W3680 3.33GHz 6cores
 -Memory: 24GB (DDR3 UMB ECC 4GBx6)
※ 使用ハードウェアは当日変更される可能性もあります。(2010年10月6日追記)


169台676コアって。
Xeon 2.80GHz(2core)で22.40 Gflopsの性能があるそうな。
なので
Intel Xeon 2.80GHz, 4 cores = 44.8Gflops * 109 = 4.883Tflops
Intel Xeon 2.40GHz, 4 cores = 38.4Gflops * 60 = 2.304Tflops

計 7.187Tflops らしい。

でもチェス用に開発されたディープブルーが11TFlopsくらいだったので、そう言う意味で考えればこっちの方が、ピーク性能は低いんだけど、実効値は設計値に近い性能が出てるのかしらん?

21世紀中は無理と言われていた、碁でさえ、良い勝負するようになってきてるからなぁ。さてさて、どうなる事やら。

でもCPUは2桁Gflopsで推移してるけど、GPUって一桁TFLOPSに突入してるよね。
7TFlopsくらいなら最新のビデオカード2枚くらいで何とかなりそう。
GPUは分岐処理が苦手だから適所適材はあるけど、こっち使えば、もうちょっと低コスト且つ、スモールスケールでがんばれそうだ。